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MOVIE REVIEWS

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グリム・ブラザーズ/スノーホワイト
THE GRIMM BROTHERS' SNOW WHITE
SNOW WHITE: A TALE OF TERROR
1997年 アメリカ
100分 ホラー/ファンタジー

監督: マイケル・コーン
製作: トム・エンゲルマン
原作: ヤコブ・L・C・グリム
     ウィルヘルム・C・グリム
脚本: トム・スゾロッシ
     デボラ・セラ
撮影: マイク・サウソン
特殊効果: アーネスト・ファリノ
美術: ジュマ・ジャクソン
音楽: ジョン・オットマン

出演: シガーニー・ウィーヴァー
     サム・ニール
     モニカ・キーナ
     ギル・ベローズ
     デヴィッド・コンラッド
     ジョアンナ・ロス
     タリン・デイヴィス
     ブライアン・プリングル

STORY
15世紀のヨーロッパ、フレデリック・ホフマン卿とその妻リリアナは、
雪道で馬車の横転事故に遭い、臨月のリリアナは瀕死の重傷を負う。
妻の最後の頼みをきき、フレデリックは死にゆくリリアナの腹の中から赤子を取り上げる。
命を救われた赤子はリリーと名づけられ、やがて美しい少女へと成長する。
数年後、父親の寵愛をうけ幸せに暮らすリリーだが、
フレデリックの再婚が決まり、後妻クローディアが継母となる・・・。


グリム兄弟の原作を忠実に・・・、って聞いたけど、
わたしが知ってる原作やちょっと調べてみたグリム童話とは相違点がいろいろありそう。
原作もしくはディズニーアニメがあまりにも有名すぎて、比べてもしょーもないか。

とにかく、シガニー・ウィーヴァーの印象が強い。
うん、主役は白雪姫ではなく、継母に違いない。
おかげでわたしはかなり継母寄りな目線で見てしまいましたが。

クローディアはね、別に元から悪女ってわけじゃないんだよ。
どーゆー生い立ちなのかは描かれないけど、
弟グスタフとともに、つらい境遇を生きてきたのだろう。

彼女が長年、手に入れようとしてきた夢は、
「美しくあり、金持ちと結婚し、夫に愛され、子供を授かる」
いつの時代でも同じだよね。

結婚してから9年後、やっとやっと念願の妊娠。
幸せなはずなのに、相変わらず反抗的で心を開いてくれないリリー。
自分が主役のパーティでも、注目されるのは美しいリリー。
夫が夢中になっているのは、前妻の面影が残るリリー。
その晩、生まれてきた息子は死産。

きっと人一倍、自尊心が強かったんだよ。
子供を亡くした母親の絶望と悲嘆は言うまでもなく、
こんな状況ならリリーに殺意を抱いてもおかしくないかもよ。

そしてそのとき初めて現れる鏡の中の自分。
母親の形見というその鏡台にどんな謂れがあるのかわからないけど、
自我を持つその鏡は、美しいクローディアの姿を映して巧みに話しかける。

クローディアは鏡に向かって「この世で最も美しいのは誰?」とは問いかけないし、
鏡の中のクローディアも「この世で最も美しいのは白雪姫」とは答えない。
ただリリーが憎くて、自分が不幸せなのはリリーのせいだと決め付けて、
リリーさえいなくなれば、美貌も夫も子供も取り戻せると信じてる。

黒魔術的なことに手を出して、リリー殺害を二度試みるも二度とも失敗。
毒リンゴこしらえ老婆に姿を変えてリリーに近付くくらいなら、
いっそその場で刺し殺して心臓を抉り出しちゃえば確実だったのにね。

一方、肝心のリリーはというと、
父親に甘やかされて育ったんだろーなーという印象。
チヤホヤされてわがままで、城の外に出たことがない世間知らずで、
外国の土産話をしてくれる医師ピーターに好意を寄せる。
森の奥深くに放り出されてからは、ちょとは逞しくなったけど。

森で遭遇したのは7人の小人たちではなく、屈強な男たち。
わけあって世間から隠れるようなならず者で、
鉱脈を探し当てるために泥にまみれて穴を掘り続ける男たち。
ホフマン卿の愛娘を金儲けの道具に考える者もいれば、
次第に受け入れ心を通わせる者もいる。

良いのは、城の外へ放り出されたリリーが、
金髪で端麗な医師ピーターではなく、
暗い過去を背負う汚い髭面のウィルに惹かれていくこと。
ふふ、ギル・ベロウズが◎

残念なのは、クローディアの最期。
息を吹き返したリリーと対峙して、取っ組み合いになるけど、
リリーは決して自分の手を汚さず、ナイフで刺したのはあくまでも鏡。
刺された鏡からは血が吹き出し、クローディアにも怪我を負わせる。
割れた鏡の無数の破片がクローディアの顔面に突き刺さり、
絶叫しながら炎にまみれ死んでいく可哀想なクローディア。

この最期だけは原作通りにして欲しかったな。
白雪姫は自分の結婚式パーティーに継母を招待し、
そこで真っ赤に熱した鉄の靴を履かせて死ぬまで躍らせた、ってゆー。

この映画のリリーはとことんお姫様扱いで、
白雪姫の残酷で計算高い性悪な部分が全然なくて、
期待外れな感じでした。

評価が低いわりには、長々と書いたけど。


鑑賞方法:DVD/字幕・吹替
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PROFILE

yoko
♀/Aries/O type

自称映画好きによる、
超自己満足的な映画感想ブログ。

劇場よりも自宅でDVD派。
TVの吹替え映画も見るし、
海外ドラマも好き。

とりあえずいろんなジャンルを見てる。
見終わったあとに「考える」のが好き。
わたしなりの解釈や感性で、
思うままに感想を残してゆきます。

エントリー150本達成!
よーし、次は目指せ、200本!
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