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MOVIE REVIEWS

基本的にすべてネタバレ。コメント・トラバ大歓迎。

終電車
LE DERNIER METRO/THE LAST METRO
1980年 フランス
131分 ドラマ/ロマンス

監督:フランソワ・トリュフォー
製作:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー
    シュザンヌ・シフマン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ジョルジュ・ドルリュー

出演:カトリーヌ・ドヌーヴ
    ジェラール・ドパルデュー
    ジャン・ポワレ
    ハインツ・ベネント
    ポーレット・デュボスト
    アンドレア・フェレオル
    サビーヌ・オードパン
    リシャール・ボーランジェ

STORY
第二次大戦中、ナチ占領下のパリ、
人々は夜間外出を禁止され、地下鉄の終電車に殺到する。
モンマルトル劇場の支配人であり演出家のルカは、ユダヤ人であるため、
南米に逃亡し劇場の経営を妻であり看板女優のマリオンに任せていた。
彼女は、ルカが翻訳したノルウェーの戯曲『消えた女』を上演しようとしていた。
そしてマリオンの相手役には新人のベルナールが起用された。
連日の稽古が続けられるが、マリオンは稽古が終ると、
暗闇の劇場に戻って地下へ降りていく。
地下室には、逃亡したはずルカが隠れていたのだ・・・。


カトリーヌ・ドヌーヴの映画を見るのは初めて。
落ち着いた雰囲気をもったキレイな女優さんだね。

どうやらトリュフォー監督は、
男女の三角関係を描くのがうまいらしい。
そしてまた、強い女性マリオン。
1940年代のナチス支配下のパリで、
ユダヤ人である夫を地下室に隠し
舞台を成功させようと奔走する姿は
強い意志と健気な努力がうかがえる。
ドイツ軍が敗退し、813日ぶりに夫が地上に姿を現したとき、
マリオンは夫と愛人とどちらを選ぶのか?
と思いきや、どちらも選ばすにどちらも手に入れるなんて、
なんて悪女なのかしら。
ってか、結末は観客の判断に委ねられているわけで、
わたしはそう判断しました。

所々に笑える箇所もあって、
二次大戦下なのに暗い映画ではない。
初めて、フランス映画は綺麗だと思った。
言葉の響きが英語とは違うんだもの。

鑑賞方法:渋谷ユーロスペース/字幕
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PROFILE

yoko
♀/Aries/O type

自称映画好きによる、
超自己満足的な映画感想ブログ。

劇場よりも自宅でDVD派。
TVの吹替え映画も見るし、
海外ドラマも好き。

とりあえずいろんなジャンルを見てる。
見終わったあとに「考える」のが好き。
わたしなりの解釈や感性で、
思うままに感想を残してゆきます。

エントリー150本達成!
よーし、次は目指せ、200本!
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