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MOVIE REVIEWS

基本的にすべてネタバレ。コメント・トラバ大歓迎。
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ブレイド
BLADE
1998年 アメリカ
121分 アクション/ホラー

監督:スティーヴン・ノリントン
製作:ピーター・フランクフルト
    ウェズリー・スナイプス
    ロバート・エンゲルマン
製作総指揮:アヴィ・アラッド
         ジョセフ・カラマリ
         マイケル・デ・ルカ
         リン・ハリス
         スタン・リー
原作:マーヴ・ウォルフマン
    ジーン・コーラン
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ
編集:ポール・ルベル
音楽:マーク・アイシャム

出演:ウェズリー・スナイプス
    スティーヴン・ドーフ
    クリス・クリストファーソン
    エヌ・ブッシュ・ライト
    ドナル・ローグ
    ウド・キア
    アーリー・ジョヴァー
    トレイシー・ローズ
    ケヴィン・パトリック・ウォールズ
    サナ・レイサン

STORY
人間とヴァンパイアの混血として生まれたブレイドは、
人間を食糧とするヴァンパイアを抹殺するヴァンパイア・ハンター。
彼は自分の母親を死に追いやった宿敵のヴァンパイア、フロストを追う。
一方、フロストは、暗黒院の書庫に眠る古文書「マルガの再臨」を解読し、
12人のヴァンパイアを生け贄に全能の力を得ようと企んでいた・・・。


どのサイトを参考にしても「混血」とか「ハーフ」とか書いてあるけど、
正確には、母親が臨月のときにヴァンパイアに噛まれ、
その直後に生まれたのがエリック、つまりブレイド。
彼は強靭な身体と身体能力を持つヴァンパイアでありながら、
ヴァンパイアとしての弱点(日光・銀・ニンニク)がない特殊なDNAを持つ。
唯一の弱みは、血の渇きを感じること。
と、もういっこ、人間と同じ早さで歳をとること。

これ、原作はアメコミなんだってね。
素性を明かせないダーク・ヒーローってやつだね。
そう、太陽が苦手なヴァンパイアとの追いかけっこだから、
画面がダーク・・・暗くて見にくい。
闇の中に真っ黒な服で颯爽と振る舞うブレイドはかっこいい。
真っ白な歯を見せてニカって笑ったりね。
コスチュームも、ほんとアメコミだー。

ウェズリー・スナイプスはなぜだか明るいコミカルなイメージがあったんだけど、
クールでタフなアクションもかっこいいじゃないかぁ。
ヒーローが強すぎ感もあるけど、頼もしいかぎりで、
バッタバッタ倒していくのが気持ちいい。
殺られたヴァンパイアは血飛沫をあげずに灰と化して消えてくれるので、
血みどろ感がない。ので、余計に見やすい。
冒頭の血の海はちょっと悪趣味だけど。

対するフロスト、演じるのはスティーヴン・ドーフ。
少々、顔が丸くなったような・・・。
とはいえ、最後に見たのはもう何年も前のこと。
純血種のヴァンパイアが暗黒院の評議員を務める彼らの組織で、
噛まれて感染したフロストは異端で反抗的な存在。
ヴァンパイアと人間の両社会に対する憤りや虚無感を漂わせ、
蒼白い顔とか無精ひげとか、夜行性で不健康そうでいい。
彼がヴァンパイアに噛まれたときのエピソードか、
なんであんな捻くれ者になっちゃったのか、が欲しかったな。
最後の死に様はあまりかっこよくはなかったけど。
ってか、あそこまで原形を崩さなくても・・・。

ブレイドの複雑な心境が描ききれていなかったのが残念。
アメコミのヒーローって、なんか訳アリだけど、
あまり深い物語性を求めちゃいかないのかね。
カレンと恋愛関係に持ち込まないのは◎
次、続けて『ブレイド 2』見ます。

鑑賞方法:TV/吹替
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PROFILE

yoko
♀/Aries/O type

自称映画好きによる、
超自己満足的な映画感想ブログ。

劇場よりも自宅でDVD派。
TVの吹替え映画も見るし、
海外ドラマも好き。

とりあえずいろんなジャンルを見てる。
見終わったあとに「考える」のが好き。
わたしなりの解釈や感性で、
思うままに感想を残してゆきます。

エントリー150本達成!
よーし、次は目指せ、200本!
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