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MOVIE REVIEWS

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テッセラクト
THE TESSERACT
2003年 イギリス/タイ/日本
96分 サスペンス/犯罪/ミステリー

監督: オキサイド・パン
製作: 楠部孝
     甲斐真樹
     スージュン
製作総指揮: 河村光庸
         松本洋一
         宮里一義
原作: アレックス・ガーランド 『四次元立方体』
脚本: オキサイド・パン
     パトリック・ニーテ
撮影: デーチャー・スリマントラ
編集: オキサイド・パン
音楽: ジェームズ・イハ

出演: ジョナサン・リース=マイヤーズ
     サスキア・リーヴス
     アレクサンダー・レンデル
     カルロ・ナンニ
     レナ・クリステンセン

STORY
バンコク、とある安ホテルの一室で、イギリス人の運び屋ショーンは、
タイマフィアのシア・トウから届けられるブツを待っていた。
17時47分、突然の停電により電気が消え、ショーンはパニックに陥る。
同時刻、別室では届けられるブツを奪還すべく殺し屋リタが瀕死の重傷で身を潜めていた。
やがてイギリス人の心理学者ローザがホテルを訪れる。
ベルボーイの少年ウィットがそれぞれの部屋を行き来することにより、
4人の運命は複雑に絡み始める・・・。


「この映画は四次元の展開図である。

 一次元は二次元の展開図である。

 二次元は三次元の展開図である。

 ならば三次元は四次元の展開図となる。」

って説明、意味なくない?
この映画のどこに“テッセラクト”=“四次元立方体”が絡んでいるのかわからないし、
注意深く考えてみたけど、やはり何がテッセラクトなのかわからない。

どーやら、4人の登場人物の物語が複雑に絡み合ってどーのこーの、
ってのがテッセラクト的な解釈らしいんだけど、
そんなんありふれた構成だし、うーん、納得できる要素ではありません。
変な予備知識なしのほうが単純に観れたかもしれない。

主人公ショーンが運び屋としてはあまりにもドジで、頭が悪く、呆れてしまう。
と思ったら、彼はプロの運び屋ではなく、長期間にわたってアジアを旅行中の青年で、
金に困って危険な仕事に手を出した素人なわけで。
そりゃミスもするし、マフィアにはびびりまくり、必死ですよ。

主人公を含め、魅力的な登場人物はいないし(子役の演技は良い)、
登場するタイ人はなぜかみな流暢な英語を話す。

大団円ではバッタバタ次々と人が死んでいって、
殺し屋リタには双子の片割れがいたってゆーとってつけたようなオチは、
はぁ?って肩透かしにあったような感じ。

ローザと亡くなった息子とウィットのエピソードは、
唯一ほろっとするけどね。

時系列のズレ、時間軸の錯綜、ってゆー手法おいては、
嫌いな手法じゃないけど、その効果は『メメント』より格段劣る。

原作は読んだことないけど、
映画化するにあたりかなり端折ったところがあるようで、
そもそも映像化するのに無理があったんじゃないか、ってゆー。

欧米人がアジアに抱く魅力的なものは表現されているかも。
東南アジアの喧騒とした雰囲気とか、低所得者の現状とか。
原作者アレックス・ガーラントは『ザ・ビーチ』の原作者でもあるね。
アジアの神秘に魅せられているのかも。
けど今回もドラッグ絡みの映画で、タイの人怒るんじゃないの。
ともかく、わたしにとっては、良くも悪くもタイはタイでしかない。

鑑賞方法:DVD/字幕
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SPUN スパン
SPUN
102分 アメリカ/スウェーデン
2003年 ドラマ/青春/犯罪

監督: ジョナス・アカーランド
製作: クリス・ハンレイ
     ティモシー・ウェイン・ピーターネル
     ダニー・ヴィニク
脚本: ウィル・デ・ロス・サントス
     クレイトン・ヴェロ
撮影: エリック・ブロムス
音楽: ビリー・コーガン

出演: ジェイソン・シュワルツマン
     ミッキー・ローク
     ブリタニー・マーフィ
     ジョン・レグイザモ
     パトリック・フュジット
     ミーナ・スヴァーリ
     デボラ・ハリー
     エリック・ロバーツ
     ピーター・ストーメア
     アレクシス・アークエット
     ビリー・コーガン
     チャイナ・チャウ
     ニコラス・ゴンザレス

STORY
ロサンゼルス郊外。大学を中退して無為に過ごす青年ロスは、
茶色いボルボを走らせ、ドラッグの売人スパイダー・マイクの家を訪ねる。
そこにはスパイダーの恋人クッキー、ストリッパーのニッキー、
テレビゲームおたくのフリスビーが集まっていた。
スパイダーの家でドラッグを入手できなかったロスは、
ニッキーの恋人コックのいるモーテルへ向かう。
超高純度麻薬密造人のコックは、ニッキーの送り賃としてドラッグをロスに手渡す。
コックの専属運転手となったロスの不眠不休の3日間が始まる・・・。


想像していた青春ムービーとは、だいぶ違った代物でした。。
ぶっ飛んでますねー。思いっきし。

不衛生で不道徳で"LOSER"なジャンキー達の
刹那的な日常を3日間だけ切り取ったもの。
取り立ててストーリーなんてない。
イマイチ脈絡もつかめない。

けど、この手は映画はプロットなんてなくてもいいの。
意味不明なストーリー展開でもいいの。
ギラギラした感じがあれば。

なのに、そのギラギラ感が足りないんだよねー。

映像のかっこよさとか、
創り手としての監督のこだわりがわからなくもないけど、
たまに突拍子もなくてついていけなくなるし。

ただちょっと中毒性があるってゆーか。
1回目より2回目に見たときのほうが、笑った。含み笑いね。

ジョン・レグイザモもミーナ・スヴァーリも、
まぁーそれなりに名前の知れた俳優がよくやるなぁって演技で(笑)
ブリタニー・マーフィは相変わらず存在感あってキュートだし。
ミッキー・ロークも貫禄あります。大人の男ですね。

ジェイソン・シュワルツマン・・・『天才マックスの世界』のマックスですよ。
ますます個性的な俳優になってきたと思うよ。
まーデビュー作からかなりインパクト強いけど。
顔のパーツは綺麗だと思うんだけどね、瞳とか。
如何せん、濃い眉毛と無精ひげと、中途半端に伸びたボサボサ頭。
まーその優柔不断で未練タラタラで人に流されやすいロスの
“イマイチ冴えない”キャラをよく現してるんだけども。

とにかくキャストが素晴らしい。

鑑賞方法:DVD/字幕


パーフェクト・ストレンジャー
PERFECT STRANGER
2007年 アメリカ
110分 サスペンス/ミステリー

監督: ジェームズ・フォーリー
製作: エレイン・ゴールドスミス=トーマス
製作総指揮: ロナルド・M・ボズマン
         チャールズ・ニューワース
         デボラ・シンドラー
原案: ジョン・ボーケンキャンプ
脚本: トッド・コマーニキ
撮影: アナスタス・N・ミコス
プロダクションデザイン: ビル・グルーム
衣装デザイン: レネー・アーリック・カルファス
編集: クリストファー・テレフセン
音楽: アントニオ・ピント

出演: ハル・ベリー
     ブルース・ウィリス
     ジョヴァンニ・リビシ
     ゲイリー・ドゥーダン
     クレア・ルイス
     リチャード・ポートナウ
     ニッキー・エイコックス
     フロレンシア・ロザーノ
     ハイジ・クラム
     ポーラ・ミランダ
     タマラ・フェルドマン

STORY
ニューヨーク・クーリエ紙の女性記者ロウィーナは、
半年間追ってきた大物上院議員のスキャンダルをスクープするが、
権力により記事を揉み消され、思わず仕事を辞めてしまう。
その夜、幼馴染みのグレースが突如現れ、とあるスキャンダルを持ちかけられる。
しかし1週間後に、グレースは変死体で発見され、毒殺されたことがわかる。
グレースが広告会社の大物社長ハリソンと不倫関係にあったことから、
ロウィーナはハリソンに疑いの目を向け、元同僚のマイルズと協力して、
ハリソンの尻尾をつかむべく彼の会社に派遣社員として潜入する・・・。


ありきたりなサスペンス。
いかんせん、キャッチコピーがまずい。

「ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない──。」

どんでん返しをわざわざ予告しなくてもねぇ。
これじゃ、誰が犯人か見る前からわかってしまう。

ハリソンが犯人じゃないことは明白だし、
いかにも怪しそうなマイルズなわけないし、
ハリソンの妻は真犯人としては不相応だし、
他に登場人物少ないしね。

ラスト7分11秒まで、もっとも怪しくない人物。
は、1人しかいない。

動機は納得できる。
けどその動機に辿りつくような伏線らしきものはあったのか。

思い返せば、グレースがロウィーナへ言い放った責め立てるような言葉。
「自分の行動には責任を持たなきゃ。
 闇に葬って存在しなかったことにはできない。
 過去からは逃れられない。」

これだけじゃ足りないよなぁ。

どんでん返しの種明かしが、真犯人の自白ではなく、
マイルズの一方的な説明と回想だけなのも単調だし。

マイルズがロウィーナに真実を叩きつけてからのオチは予想通り。
さらにその一部始終を隣人に目撃されているのも予想可能範囲内。

ハリソン役がブルース・ウィリスである必要はないと思う。

マイルズ役のジョヴァンニ・リビシのほうが、ウィリスやハル・ベリーよりも存在感あり。
根暗で変態っぽいギラギラ感が絶妙。

鑑賞方法:DVD/字幕


レボリューション6
WAS TUN, WENN'S BRENNT?
WHAT TO DO IN CASE OF FIRE
2002年 ドイツ/アメリカ
101分 ドラマ/青春/犯罪

監督: グレゴール・シュニッツラー
製作: ヤコブ・クラウセン
     トーマス・ヴュブケ
脚本: ステファン・デーンネルト
     アンネ・ヴィルドゥ
撮影: アンドレアス・ベルガー
音楽: ステファン・ツァッハリアス

出演: ティル・シュヴァイガー
     マーティン・ファイフェル
     セバスチャン・ブロムベルグ
     ナディヤ・ウール
     マティアス・マシュケ
     ドリス・シュレッツマイヤー
     クラウス・レーヴィッチェ

STORY
1987年、連合国占領軍に制圧された西ベルリン、
クロイツベルグ地区マッハナウ通り36番地では、
迫りくる帝国主義に抵抗をする6人のアナーキストがいた。
彼らは時限爆弾を作りある空き家に爆弾をしかけるが不発に終わる。
そのまま15年の月日が過ぎたある日、突然その爆弾が爆発、
警察の捜査の手が忍び寄り、犯行声明のフィルムも警察に押収されてしまった。
いまだマッハナウ通りで暮らしているティムとホッテは、
それぞれ別々の人生を歩んでいるかつての仲間に大急ぎで連絡を取る・・・。


アナーキー時代の彼らは、不法居住者で、定職につかず、
ドラッグ中毒で常にハイ状態、公共物を汚損、迷惑行為のやり放題、
誤った政治思想を持ち、性的に堕落、でも警察の手を巧みに逃れる。
「資本主義なんてクソくらえ」的な思想を掲げる"GRUPPE 36"と名乗る。

だが1991年にベルリンの壁が崩壊してから、人は変わった。
明日の見えない生活に疲れ、それそれ進むべき道が分かれた。

ところがティムとホッテは、変わることができない。
抵抗してばかりで、何も受け入れることができないティムに、
11年後に再会した彼らは言う、
過去の活動は本気じゃなかった、遊びだった、と。

今の仕事、地位、家族、恋人を守りたいがために。

広告業界で成功したマイクは、資本主義に染まりきっている。
シングルマザーのネレは、娘たちを養い育てるのに必死。
弁護士を目指すはテラーは、罪を犯した重圧に耐えられない。
いい服を着ていい車にのるフローは、婚約者との幸せを掴みかけている。

なんとしてでも警察から逃れたい彼らは、
証拠となるフィルムを警察から奪還しようと計画する。

警察署内へ探りを入れ、証拠品の保管場所を突き止めるが、
いまや協力体制はチグハグで、計画は難航。
そこへティムの異常なアイデアが。
フィルムを取り返すことができないなら、保管倉庫ごと燃やしてしまえ!

とゆーわけで新しい時限爆弾をまた作ることに。
マッハナウの家で、昔に戻ったみたいだね。

消火器から降る泡の雪は、ほんと綺麗で。
スローモーションで雪の中みんなで踊り、笑い、素敵。

今度は首尾よく爆弾を仕掛けるが、
計画外にホッテが、警察の地下倉庫に閉じ込められてしまった。
以前、警察の放水車に轢かれ両脚を失ったホッテ、
当時ホッテを見捨てて逃げたティム以外の4人は、
今こそホッテを助け出すときだと、危険を承知で駆けつける。

そこにはマノフスキー刑事と対峙するティムが。
マノフスキー刑事曰く、左と右の闘いはとっくに終わり、
今闘っているのは勝ち組と頑固な負け組。

けど負け組だって負け組なりに、もがき苦しんで、
「今」という時代を生きている。
ティムにも少しだけ変化が起きるだろう。

過去の絆を取り戻した6人。
けど昔に戻ったわけではなくて、今は今。
朝日が眩しいです。

マノフスキー刑事がおいしい役どころ。
捜査のやり方が古く、警察内では上からも下からも厄介者扱いだけど、
刑事の勘も働くし、そして何よりも、彼らと同じように、
かつてのアナーキストと闘っていた時代を懐かしく思っている。
最後の高笑い、お茶目すぎる。

原題の訳語は「火が出たら?」、その合言葉は「燃やし尽くせ!」

余談だけど、ティムの金髪&坊主頭はやばいっす。
いらん人を思い出させる、顔は似てないのに。


スイミング・プール
SWIMMING POOL
2003年 フランス/イギリス
102分 ミステリー/サスペンス

監督: フランソワ・オゾン
製作: オリヴィエ・デルボス
    マルク・ミソニエ
脚本: フランソワ・オゾン
     エマニュエル・ベルンエイム
撮影: ヨリック・ル・ソー
音楽: フィリップ・ロンビ

出演: シャーロット・ランプリング
     リュディヴィーヌ・サニエ
     チャールズ・ダンス
     ジャン=マリー・ラムール
     マルク・ファヨール
     ミレイユ・モセ

STORY
女流作家のサラ・モートンは、ミステリー小説のシリーズを書くイギリスの人気作家。
収入や名声に不満はないが、退屈な日常に創作意欲を失いかけていた。
出版社の社長であり長年の愛人でもあるジョンのすすめで、
フランスにある彼の別荘にしばらく滞在することになったサラは、
南仏の明るい気候と小さな村の静かな環境を気に入り、早速執筆に取り掛かる。
ところがある夜、ジョンの娘ジュリーが別荘に転がりこんでくる。
自由奔放で男を誘惑しては家へ連れ込むジュリーにサラは嫌悪感を覚えるが、
若く美しく欲望のままに生きるジュリーに強い刺激を受け、
やがて彼女をモデルした新しい小説を書き始める・・・。


サニエちゃん・・・美しいです。大胆すぎます。
『8人の女たち』の次女カトリーヌ役のころはまだ子供っぽい印象があったけど、
ジュリーは妖艶で魅惑たっぷりで、女の自分が見てもドキドキするわ。

サニエの脱ぎっぷりや全裸で人を殴り殺す迫真の演技も凄いけど、
シャーロット・ランプリングの全裸もびっくりしました。女優魂を見た。

フランソワ・オゾン監督は、ほんと「女」を描かせたらうまい、とゆーか、
女の内に秘める感情、嫉妬、計算、強かさ、よくもまー抉り出すこと。

サラは20年もの間、『ドーウェル警部』シリーズのミステリー小説を書き続けている。
シリーズのファンは多く、作品には定評があり、稼ぎも申し分ない。
が、サラは満たされない。仕事に成功した独身女の欲求不満。
いまだ独身で、老いた父親の面倒を見なければならず、
愛人関係であるジョンはかまってくれず、会えばお金や次回作の話ばかり。
本当は愛情に飢えているのにわかってもらえない。

ジョンの南仏の別荘は、灰色のロンドンとは対照的に、
空は青く空気は澄み、日差しは穏やかで暖かく、自然に囲まれ、
静かで平和で、次々と物語のアイデアが浮かび、まさに理想的な環境。
しかし、週末には別荘を訪れるはずだったジョンは仕事を理由に訪れる気配はない。

その夜、現れたのがジュリー。
わたしの推測では、ここからがサラの小説の中。

ジュリーをモデルにした小説を書くという行為は、
その物語の中では、登場人物の言動だけでなく思考や背景さえも、
すべて作者に委ねられていて、書き手は絶対的な支配力を持つ。
その行為によって、サラはジュリーより優位な立場になったわけ。

自分がモデルになったサラの書きかけの小説を読んで、
ジュリーは呆然とするものの、とった行動はフランクを家へ連れ込むこと。
サラには少なからずもショックだったに違いない。
フランク殺害を認めたジュリーは「あなたの本のためにやった」と言う。
殺人行為がサラの本のプロットとして必要なことだったのか。
サラ自身が作り上げたプロットだったのか。

作り上げられたジュリーは、いわばサラの分身。
ジキルが人には知られたくない欲望をハイドにさせたように、
サラの抑えた欲望を実践する実体がジュリー。
「わたし(ジュリー)はあなた(サラ)に似ている」って台詞もあるし、
「あなた(サラ)は書くだけで実行できない」って台詞もある。

故にジュリーは自分の欲望に従順である。
言いたいことを言い、食べたいものを食べ、男に言い寄ったり引き留めたり、
欲望を行動に移せないサラの代わりに、書き手の思うままに動く。

サラは自分にはできないことをサラリとやってのけるジュリーを妬むと同時に、愛しくも感じる。
ジュリーは自分自身であり、自分はジュリーを生み出した母親でもあり。
それは自分の作品や登場人物に愛着を持つ、作家として当然の感情なのかもしれない。

実際には、ジュリーもジュリアも別荘にはいなかったし、フランクも殺されていない。
サラは、その存在だけを聞き知っていたジョンの娘ジュリアを想像して、
いつもランチを食べに行く店のウェイターでちょっと好意を寄せていたフランクや、
別荘の庭師で雑用を請け負ってくれるマルセルや、
身の回りの人物を小説の中の人物として登場させただけ。

「すべてはサラの想像のお話でした」的な、いわば夢オチってことなんだろうけど。
じゃぁ、どこまで現実でどこから想像なのかという線引きできるほどの充分な情報がなく。
描かれていない部分は自分で想像するしかないのか。

解釈は人それぞれって監督がコメントしてるくらいなんだから、
そもそも正しい答えなどはじめから用意されていないのかもしれない。
けど観客に丸投げすぎな感じもあり、所々で置かれた布石は役目を果たさないまま放置。
ジュリーの殴られたあざ、腹部の傷跡、母親への執着、
マルセルの娘が言う「ジュリーの母親は事故で死んだ」という言葉と怯えた態度、
新刊『スイミング・プール』の内容、ジュリーとジュリアの「入れ替わり」シーン。

謎は謎のまま。究極のミステリーね。


鑑賞方法:DVD/字幕






PROFILE

yoko
♀/Aries/O type

自称映画好きによる、
超自己満足的な映画感想ブログ。

劇場よりも自宅でDVD派。
TVの吹替え映画も見るし、
海外ドラマも好き。

とりあえずいろんなジャンルを見てる。
見終わったあとに「考える」のが好き。
わたしなりの解釈や感性で、
思うままに感想を残してゆきます。

エントリー150本達成!
よーし、次は目指せ、200本!
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