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MOVIE REVIEWS

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オペラ座の怪人
THE PHANTOM OF THE OPERA
2004年 アメリカ/イギリス
140分 ミュージカル/ロマンス/サスペンス

監督:ジョエル・シューマカー
製作:アンドリュー・ロイド=ウェバー
製作総指揮:ポール・ヒッチコック
        オースティン・ショウ
原作:ガストン・ルルー
脚本:ジョエル・シューマカー
    アンドリュー・ロイド=ウェバー
撮影:ジョン・マシソン
美術:アンソニー・プラット
衣装:アレクサンドラ・バーン
編集:テリー・ローリングス
音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー
 
出演:ジェラルド・バトラー
    エミー・ロッサム
    パトリック・ウィルソン
    ミランダ・リチャードソン
    ミニー・ドライヴァー
    シアラン・ハインズ
    サイモン・キャロウ
    ジェニファー・エリソン

STORY
1870年のパリ、華やかな舞台を繰り広げるオペラ座では、
謎の怪人"ファントム"の仕業と思われる怪奇な事件が連発していた。
若きコーラスガールのクリスティーヌはそんなファントムを、
亡き父が授けてくれた"音楽の天使"だと信じ、歌の師と仰いでいた。
ある時、彼女は新作オペラの代役で主役に抜擢され大喝采を浴び、
それを見ていた幼馴染みの青年ラウルと喜びの再会を果たした。
その晩ファントムが現れ、クリスティーヌをオペラ座の地下洞窟へと誘い出した・・・。


まず、基本的にミュージカル映画はあまり好きじゃありません。
普通の会話の真っ最中にいきなり歌い出すなんて変じゃん。
んでもディズニーのアニメは好き。
授業の課題で見た『シカゴ』も面白かった。
オズの魔法使』も古典的ながら憎めません。
クリビアにおまかせ!』もB級すぎて笑えた。
これらはー、映画の所々に挿入される"SHOW"って感じで、
歌の場面とそうでない場面がきちんと区切られていて、
エンターテイメント性が高いからでしょうかね。

今回の『オペラ座の怪人』はそうではなくて、
まさにわたしが苦手とする部類、コテコテのミュージカル映画。
もちろん見せ場となる"SHOW"はいくつもあるんだけど、
歌である必要性が感じられない場面で、複数の登場人物がいきなり歌い出す・・・
抑揚のないメロディで対話が進んでいく・・・
苦手とゆーか、なんだか困ってしまいます。

なのに、なぜこのミュージカルを見たかというと、
本場NYのブロードウェイで『オペラ座の怪人』を見ることになったから!
そーいえば、ストーリーはなんとなく知ってるけど、
正確な結末はよくわかんない・・・わたしの英語力でどこまで理解できるのか?
それで、予習を兼ねて、映画化されたものを見てから臨もうとゆーことに。
オリジナルミュージカルの感想は追記にて。


冒頭のシャンデリアから話が過去へ移行するシーンにまず圧巻!
とにかく、すんげー金かけたんだろうなー。
豪華な舞台、衣装、セット等、どれも凝っててキレイで、
はぁ~って溜息がでちゃう。

歌に関してはわたしは素人なので、
俳優さんたちの歌がどんなレベルなのかはさっぱりだけど、
主役3人とも吹替えなしで歌っていたそうで、
音楽的にはじゅーぶん満足でした。
ジェラルド・バトラーの歌はちょっとロック調なようでしたが。

ジェラルド演じるファントムは、ファントムなのにセクシーでした。
クリスティーヌが彼に惹かれる気持ちもわかるわー。
だけど、ファントムとラウルの間で揺れ動きすぎな上に、
その根拠がわからないので、とてもお馬鹿な女の子にも見えた。
この映画の主役はファントムでなくて、クリスティーヌか。

ファントムの過去の生い立ちが少しだけ回想シーンで出てきたけど、
もっと彼の狂気や苦しみや、屈折した愛情も最後に見せた優しさも、
もっと前面に出して欲しかった。これは彼の悲劇ですから。
対するラウルは見せ場なしで、男気を見せるものの空回りってゆーか、
愛するクリスティーヌのために自決するくらいの根性見せなさいよ。
クリスティーヌのほうがよっぽど男らしいわ。

1919年のオークション会場で老ラウルが猿のオルゴールを競り落とす冒頭と、
会場をあとにしたラウルがクリスティーヌのお墓に、
そのオルゴールを持っていくシークエンスは、映画の脚色でしょうかね。
赤い薔薇の花が印象的でした。

衣装・セットを見ているぶんには飽きないけど、
歌を聞いているぶんには、2時間20分は長すぎ。

鑑賞方法:DVD/字幕

追記

ブロードウェイミュージカル"The Phantom of the Opera"を見て・・・

良い!すっごく良い!
やっぱり本物のミュージカルはいいです。
オリジナルが良かったので、映画の評価も少し上がってしまいました。

冒頭の、1919年オークション会場のシークエンスは一緒。
シャンデリアのカバーを外すと、火花が散って天井へと浮かび上がる。
同時に50年前の劇場へ一変していく様子が・・・映画と同じだぁ!!
ぐぐぐっと引き込まれていきました。

稽古中に代役で歌い始めたクリスティーヌが、
本番の大舞台で拍手喝采を浴びるシーンへの早変わりも同じ。
まったくと言っていいほど映画と同じシーンがありすぎ。

わたしの場合ね、本来なら、舞台→映画の順で見るべきところを、
映画→舞台の順で見たわけで、見方が違うんだよね。
正しい順で見ていたら、舞台をそのまま模写しただけって印象で、
映画の評価がマイナスへとつながったと思う。
けど今回は逆の順で見たことによって、
「あー同じシーンだぁ!」ってちっちゃな感動がいくつもあって、
ファントムが初めてクリスティーヌを地下洞窟の隠れ家へ連れて行く場面、
水中から浮かび上がる燭台に自然と火が灯る演出なんて鳥肌もの。
製作者アンドリュー・ロイド=ウェバーは忠実に映画化したんだなーって感心と、
映画と同じレベルを舞台で表現していたってことへの感動もあって、
舞台の評価アップへとつながりました。

しかし、ここまで忠実に再現しておいて、
シャンデリアの落ちるタイミングが違っていたのでびっくり。
舞台では、クリスティーナとラウルの恋仲に激怒するファントムが、
屋上で雪辱を叫び、シャンデリアを落とす。
ここで前半終了でインターミッション。
後半が始まると、シャンデリアはもう元の位置に戻されている。

映画では、最後の大団円でシャンデリアが落とされ、その方が盛り上がるし、
50年後のオークション会場でのシャンデリアとうまく結びつくと思うんだけど。
後半でもう一度シャンデリア落下を期待してみてたんだけど、
さすがに2回も落とされることはなくて、残念。。。

大団円はファントムの独壇場で、クリスティーヌもラウルも霞んじゃう。
特にラウルの活躍場面はほとんどなくて、
逆にその頼りなさが露呈しなくてよかったんじゃないの。
クリスティーヌにキスされたときのファントムは、
舞台らしくオーバーリアクションだったけど、
彼の中で何かが変わった瞬間だよね。
2人を逃す決意がひしひしと伝わってくる。
その後泣き崩れ、猿のオルゴールを聞いて涙する。
クリスティーヌに指輪を渡され、さらに泣き崩れるファントム。
あーかわいそうだよー。

舞台では、ファントムの過去は明かされないし、
彼の心情が前面に出てくるわけではないんだけど、
主役は明らかにファントムで、これはファントムの悲劇。
駆けつけた人々が見つけたのは、彼の仮面だけ。
けど、彼は生きているって思える。
あーウルウル。いいミュージカルだった。

"Phantom of the Opera"、"Angel of Music"、"Masquerade"などその他多数、
歌々が頭の中でいつまでもリフレイン~♪
NYからフロリダに飛んだあとも気がつけば口ずさんでいる始末。
日本の劇団四季の舞台も見てみたいです。

鑑賞方法:Majestic Theater @NY/2006.03.06 Mon.
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PROFILE

yoko
♀/Aries/O type

自称映画好きによる、
超自己満足的な映画感想ブログ。

劇場よりも自宅でDVD派。
TVの吹替え映画も見るし、
海外ドラマも好き。

とりあえずいろんなジャンルを見てる。
見終わったあとに「考える」のが好き。
わたしなりの解釈や感性で、
思うままに感想を残してゆきます。

エントリー150本達成!
よーし、次は目指せ、200本!
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