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MOVIE REVIEWS

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21_grams.jpg

21グラム
21 GRAMS
124分 アメリカ
2003年 ドラマ/サスペンス

監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
製作: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
     ロバート・サレルノ
製作総指揮: テッド・ホープ
脚本: ギジェルモ・アリアガ
撮影: ロドリゴ・プリエト
     フォルトゥナート・プロコッピオ
美術: ブリジット・ブロシュ
編集: スティーヴン・ミリオン
音楽: グスターボ・サンタオラヤ

出演: ショーン・ペン
     ナオミ・ワッツ
     ベニチオ・デル・トロ
     シャルロット・ゲンズブール
     メリッサ・レオ
     クレア・デュヴァル
     ダニー・ヒューストン
     ポール・カルデロン
     デニス・オヘア
     エディ・マーサン
     アニー・コーレイ
     トム・アーウィン
     キャサリン・デント
     ケヴィン・H・チャップマン

STORY
心臓病を患い、心臓移植のドナーが現れるのを待つ余命1ヶ月のポール、
ドラッグ中毒から立ち直り、夫と娘たちと幸せに暮らすクリスティーナ、
かつての悪事から信仰により救われ、妻と子供たちのために働くジャック。
ある夜、仕事をクビになったジャックは交通事故を起こし、
クリスティーナの夫と娘たちを車で撥ねて、その場を逃げ去ってしまう。
病院に運ばれた夫は脳死状態になり、その心臓はポールへ移植された。
心臓移植手術により快復したポールは、ドナーが誰であるか突き止め、
悲嘆にくれる未亡人クリスティーナと出会う・・・。


暗い映画ね。
難しいなぁ。

時系列を無視した手法は、もはや斬新なアイデアではなく、
一貫して同じ空気感が漂う中、行ったり来たりで中だるみはしないものの、
ストーリー理解をわかりづらくしているかもしれない。

破片を一つ一つ集めて当てはめていくかんじ。
あの部屋で何が起こったのかわかった時の、はっとした瞬間はあるけど、
驚愕の事実や謎解きが隠されているわけじゃなしに。
普通に過去から現在へ話を展開させていったほうがよかったのでは。
それか時間シャッフルを最低限に抑えるとかね。

いきなりカットが変わったり、ハンディカメラのブレや荒さ、
繋ぎ目が雑でザラザラした感触、それはそれで良い。

ポールとクリスティーナの関係はどうかと思うけどね。
ポールが臓器提供者を探してしまう好奇心はともかく、
クリスティーナが金髪美人で不幸を背負った感じが余計に色っぽく、
そうでなれければ彼女に惹かれることもなかったろうに。
彼女も彼女で、家族を失って寂しかったに違いないだろうけど、
夫の心臓を胸に入れて生きている男をあんな簡単に受け入れてしまうものかな。

「僕らは出会うべくしてであった」「もう離れられない」的なことをポールが言ってたけど、
ほんと都合のいい解釈で、みんな一人で生きていくのがいやなんでしょう。
傷を舐め合ってるようにしか見えない。

クリスティーナはポールと出会ったことにより、
まだ閉じていない傷をグリグリと抉り出される。
愛する家族を一度に全員失ったという傷。
それまでできるだけ見ないようにしていた過去に向き合い、
初めて事故現場を訪れ夫たちの行動をトレースし、
思い出しては苦しみ、もがき苦しみ、叫ぶ。
やがて犯人への復讐心に火をつける。

家族から離れたジャックは、自分自身と向き合う。
自分に降りかかるすべてのことが神の意思であるなら、
神は自分に車を与え、親子を轢き殺させた。
もはや神はもう関係なく、自分の行動には自分でけりをつける。
左腕に彫った十字架の刺青を焼く。

ポールが自分を撃った理由は・・・適当な理由はわからないけど。
弱りゆく自分の身体に死期が感じていたのかな。
死に場所を探してたのかな、と一瞬思ってしまった。

ポールは死んでしまったけど、
クリスティーナはポールの子を宿し、
ジャックは家族の元へ帰る。

3人の進むべき方向は、それぞれの最善の道だったのかな。
人生いろいろあっても「それでも人生は続いていく」

21グラム重さは、魂の重さか。
終わり方は悲壮感の中にも光があって。
それは決して希望と呼べるほどの光ではないけど。

演技は3人とも素晴らしいよね。
この3人が競演したら当然予想できる演技だけど、
やっぱデル・トロかなー。あの表情とかたまんないよねぇ。

鑑賞方法:DVD/字幕
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PROFILE

yoko
♀/Aries/O type

自称映画好きによる、
超自己満足的な映画感想ブログ。

劇場よりも自宅でDVD派。
TVの吹替え映画も見るし、
海外ドラマも好き。

とりあえずいろんなジャンルを見てる。
見終わったあとに「考える」のが好き。
わたしなりの解釈や感性で、
思うままに感想を残してゆきます。

エントリー150本達成!
よーし、次は目指せ、200本!
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